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前髪、ほしくない??

脱毛後、髪が生え始めた人によく聞くのが「前髪が伸びない」というお悩み。(ちなみに私は、えりあしだけよく伸びます。)他が伸びてるならいいじゃないか!と思う方もいるかもしれませんが、前髪がないってすごく困ることなんです。

ただ短いだけじゃなく、毛量が少ない。それに加えて、生え始めの髪はふわふわのヒヨコみたいな髪質なので、一般の人の“ベリーショート”みたいなお洒落な髪型にはなりません。例えるなら、赤ちゃんの髪の毛みたいな感じ。だから、普通の大人の人の前髪が赤ちゃんのそれだと、結構違和感があるわけです。

そこで!!!

前髪ウィッグ、販売開始しました。
3種類。全て人毛100%、3600円!(税込)

今日はずらっとまとめてご紹介します。それぞれの説明は、下の画像をぽちっと押して頂けると商品詳細ページに移動できます。

ピンでパチッとつけて、上の髪をかぶせるだけ。全体が伸びてきていて前髪だけを足したい場合や、もともと前髪が薄くて少し増やしたいなぁという方におすすめです。どれも人毛100%なので、カラーやパーマも可能です。

部分的にウィッグを使うときは、自毛となじむことが何より大切。不自然なツヤがあったりすると、すごい違和感です。だから私は、人毛100%が断然おすすめです。お値段もお手頃だと思いますので、お悩みの方はぜひご検討ください(^^)

正解は、人ぞれぞれ。

「そらぞら」の由来は「人それぞれの空」

子どもの頃から、まぁまぁ辛い経験をしてきた私は、気付くと空を見るようになっていました。「この広い空に比べれば、私の悩みなんて・・・」なんて、よくある前向きな気持ちになるわけではなく。ただただ、「空はずーっと遠くまで繋がってるんだな。」「どっか知らない国で、すごい辛い想いをしてる人がいるのかな」など、現状からちょっと逃避するときの手助けをしてもらっていた感じ。

良いことも、悪いことも、その人によって違う。
自分の気持ちを完全に人に理解してもらおうと思っちゃダメ。

マイナスな意味合いではなく、こういう実感を通して心が平穏に保てるようになっていきました。だから辛い経験も悲しい出来事も、時間が経てばどこかできっと役に立つ。

・・・と、なんだかちょっと心理に寄った内容になってしまいましたが、別に落ち込んでいませんよ!ツイッターのフォロワーさんの投稿で “あ、なんか分かるなぁ” と思うつぶやきがあったんです。それがこちら。

「姉に、私がウィッグかぶっているから、人の髪の毛ばかり見るようになっていて、ウィッグの人が見分けられるようになったみたいなこと言われて、なんだかちょっとへこんだ。 そんなスキルいらんよー!」

(その後、次の投稿で)

「でも、父は「全然分かんねぇし、そんなに人の頭なんて見てねぇよ?」と言ってくれてちょっと安心。」

どうでしょう??

これ、どちらも悪意とか全然ないと思うんです。お姉さんはきっと「ウィッグの人って意外と多いよね。大したことないよ。」って感じで話したと思うし、お父さんだってもしかしたら、気を遣ったとかではなく、本心で「人の頭、気になんなくね?」って思って口にしただけかも。

でも、私も多分お父さんの言葉にほっとするだろうなーって思いました。「気付いて優しい目で見てよ!」っていうより、「大勢の中の一人なんでそっとしておいて。」って思うタイプ。多分、一般的にこっちの方が多い気がしますが。

光景が目に浮かぶなぁと思いつつ、どちらの言葉も文字にしてニュートラルな気分で見ると、決して悪くない。だからやっぱり、人によって、タイミングによって、自分の気持ちの状況によって、正解は変わるんだなと再認識しましたというお話。

でも意外と、目線や話し方(ゆっくり優しく、みたいな。)で気遣う気持ちが伝わって、多少の言葉の不器用さは許せちゃったりするもんです。笑

さてさて、金曜が終わったら暦上は3連休。ほっと一息ついて、冬物の布団でも干して、穏やかな週末を迎えましょう(^^) 息は、吸うよりしっかり“吐く”のが大事らしいですよ。吐くから吸える、という単純なことらしいです。

では、また!

3ミリに気付くオンナになる。

少しの変化を喜ぶということ。

「生え始めた短い髪の毛。」
最近、インスタやTwitterのフォロワーさんの投稿でよく見かけます。うっすら生えてきた髪の毛。「まだまだ・・・!」と言いながら、投稿から嬉しさがじんわり。すごくわかります。周りから見たら、全然ハゲ(ごめんなさい。でも私もおんなじ。)の仲間だけど、指先に感じる柔らかい短い毛の感触は、紛れもない嬉しい事実!

実は私もちょっと、今日、それを感じたんです。上から毛流れに沿ってなでるとそんなに分からないけど、下から指を通すと指の腹にひよこみたいなフワフワな毛が当たる!分かりますか?この感覚。

(気がする、ではないことを祈りつつ。)

私の場合は、側頭部が割と早めに生えてきます。(でも前髪は伸びるのが遅い。泣)で、後頭部が遅い。(でもえり足だけ伸びる。)大体いつもこんな感じです。
皆さんはいかがですか??

前髪の伸びが遅い、という方は多いですね。そらぞらの実店舗(美容室Smac)でお客様とお話すると、約8割位の方がそうおっしゃいます。前髪が伸びればウィッグ卒業できるのにー!という声もよくお聞きします。

と、いうことで、週末に準備して、前髪用ウィッグも3600円で販売開始しようと考えています。このお値段で人毛100%です!部分ウィッグは自分の髪となじませるので、特に自然さが大事。ご期待くださいませ(^^)

ここまで読んでくれた方へ、今日は勇気をもって後頭部写真を公開します。

ちっちゃ!

お許しください。正直、怖いんです。

でもそれより、後頭部を写す鏡の中の私、なかなかすごくないですか?我ながら手首柔らかくない?と思った瞬間でした。笑
今週も楽しいこと、見つけましょう!

朝より夕方がイヤ。

朝より夕方がイヤ。
これは今日の電車で思ったことです。
私は今東京に住んでいるのですが、朝ほどではないにせよ、夕方は帰宅ラッシュ。かなりぎゅうぎゅうの車内になります。
出入り口付近ではなく、座席が並ぶ通路の方に立っていたのですが、後ろには20歳前後と思われる女性2人組が。それに気付いたのは車窓に映る自分をふと見たときです。2人は恋愛話をしています。でも、目線が私の後頭部にチラチラいっている。気がする。
この感覚、分かりますか?
私は今トップピースを使っています。だからフルウィッグと違って毛量も少ないし、風に吹かれたり手で触ったときにちらっと地肌が見えることもある。あの時そうだったのかどうかは定かではありませんが、何となく気になったんです。
きっと自分に限らず他人のお洒落も気になるお年頃。狭い車内で上からは結構強い扇風機の風。
「もしかしたら・・・」そう思うと気になって気になって。(あんまり髪の毛触るのも不自然なので、少しで我慢しましたが。)
これが朝だと、ぎゅうぎゅうに変わりはないのですが、みんな自分(と自分の荷物)でいっぱいいっぱいで、他人の髪の毛なんて気にする余裕がないように思うんです。旅行の外国人以外、話している人もほとんどいませんしね。だから、満員電車は嫌いだけど、思ったほどウィッグは気にならない。
それが夕方だと、少しだけ車内の空間に余裕があって、人々にも余裕があって、周りの違和感に反応できてしまうのではないか?そう感じた瞬間でした。
だからどうって訳ではありません。「あー、あるかも。」そんな人がいたら仲間だな、と思ったというお話(^^;) ウィッグはきっちり撫でつけるようにセットするより、少し手グシでくしゃっとさせて毛先を遊ばせた方が自然に見えることもありますよ。私の経験をもとに、ご参考までに♪
+++++
ところで!
たった今、すごーく嬉しいことがありました。何を隠そう、このBASEのそらぞらショップで帽子のご注文をいただけました!お店をスタートして1ヶ月ちょっと。ブログは書いているけれど、私の経験や主観がほとんどなので、「誰かに届いているかな」と心配になることもありました。だから、めちゃくちゃ嬉しいです。
ご注文頂いたNさま、ありがとうございます。一番目のお客さまです。簡易包装ですが心をこめてお届けしますので、今しばらくお待ちくださいませ。
(今回ご注文頂いたのはコチラです↓↓)
これからもどうぞよろしくお願いします!

カミングアウトって必要??

じー・・・。
「カミングアウト」。それは、脱毛症関連のブログやSNSでよく聞くワード。友人や同僚、恋人に脱毛症であること(=ウィッグを使っていること)を伝えるべきかどうか。
皆さんはいかがですか??
誰にも言えなくてふさぎ込んでしまうより、勇気をもってカミングアウトした方が良い?いやいや、言ってしまって(相手の反応を見て)傷つく位なら言わない方が良い?そもそも、言うって何をどうやって??
初めて脱毛症になったときは、そのこと自体でいっぱいいっぱいで、自分の頭(と人の視線)以外気にする余裕もないのに、少し経過してウィッグを使うようになると、なぜかその “いつもと違う自分” を公表すべきかどうか悩みだす。ありますよね。私も完全にそうでした。仕事復帰したすぐ後「ウィッグ使ってるっていつ言おう・・・」そんな風に思って過ごしていました。
そして今、私が思うこと。それは、
好きにすれば良い。
これに限ります。・・・雑過ぎでしょうか。
でも実際、そう思うようになりました。言いたければ言えば良いし、“言わなきゃ”ってストレスを感じるくらいなら言わなくていい。一回言わない、と決めても3ヶ月後にぽっと言っちゃうかもしれないし。でも、こういうことを書いていると思うのですが、多分、この文章を目にしてちゃんと読んでくれるのは脱毛症の人(&その周囲の人)だけ。全くかかわったことのない人からすれば、
「ウィッグのカミングアウトについて?・・・はぁ。どっちでも良いですけど・・・。」
しいて感想を聞くとこんな感じでしょうか。3分後にはそんな話題すら忘れてしまうと思います。つまり、当事者とそれ以外では驚くほど温度差があるということ。悪い意味じゃないですよ。その方がありがたいことも多々あります。いつも心配されて、気にされて、ウィッグかどうか目で追われたら、たまったものじゃないです。
じゃあ、言うか言わないか、どうやって決めたら良いのか。
それも、もちろん人によると思うのですが、この前SNSで見かけてちょっと納得したのがこんな決め方。
自分が、相手の反応に気を遣う場合は、言わない。
わかります?少し難しいですね。ポイントは必要以上に気を遣うかどうか、です。勇気がいるかどうかは別のこと。どんな人に話すのでも、ウィッグを使ってるという話は勇気がいります。「よし、今!」みたいな切り出しの瞬間の勇気です。
そうではなくて、「この人は言ったら私と話しずらくなるかな」「避けられちゃうかな」そんな感じの気遣い。そのフォロワーさんの実体験では、気を遣いながら話した場合、相手の反応もこうなったというもの。
自分「私さ・・・実は脱毛症でウィッグ使ってるんだよね・・・。」
相手「・・・あ、そうなんだ。身体、辛くない?何かできることあったら言ってね。」
自分「うん。ありがとう。」
相手「・・・(微笑)」
悪くない。悪くないし、イメージもわきますが、何とも言えない空気ですよね。そして、言ったこっち側が非常に気を遣う。この後また普通の話題に戻すには??焦りますね。それが親しい間柄だと、
自分「私さ・・・今脱毛症でウィッグ使ってるんだよね・・・。」
相手「あ、そうなんだ。いつから?」
自分「1ヶ月くらい前かな。」
相手「そうなんだー。分からんものやね。やっぱ大変なの?」
こんな感じ。感覚では、前者はまぁ仲は良いけど、内輪というより少しだけ離れた友人や同僚、その時期にたまたま会った知り合い。後者は、一緒に過ごした時間の長い気の許せる友人。家族や恋人は人によって距離感がありますから、そこは誤差があると思います。私の感覚として大事だなと思うのは、
ウィッグの話をした後の話題の流れ。
それまで普通に話してたのに、カミングアウト後に話題が「プツッ」と切れた感じがする場合はアウト。逆に意外と話題が広がったり、もしくは全然違う話題に進んでいける場合はセーフ。(ふーん。元気なら良かった。この後ご飯食べて帰らない?みたいな流れ。)
結局言ってみなきゃわからないじゃん!!!
それはそうなんですが、基本的にはずっと仲の良い友人は完全にセーフだと思います。なんて切り出すかすら考えなくて良いと思っています。多分、あなたが「あのさ、」と言った瞬間に、微妙な緊張が伝わるはず。聞いた瞬間に“勇気をもって話してくれたんだな”って感じてもらえるはず。ぜひ、自分が逆の立場だったら、と考えてみてくださいね。
気の置けない友人からウィッグ使ってるって聞いたらどう思いますか?なんて言いますか?励ましたり分からない事を質問してみたりするかもしれませんが、「気まずいな。しばらく距離を置こう」とは思わないのでは??

すごく頑張る必要は全くないけれど、言うことで自分がラクになりそうだな、と思ったら踏み出してみるのもアリです。
良い週末を!

脱毛症になって良かったこと?・・・うーん。

雨にいち早く気付けること。

Twitterのフォロワーさんがそんなことをつぶやいてました。笑 脱毛症で帽子もウィッグも使わず外出できる人は中々いないので、これは少し限られた場面ですが。。。

たまに(脱毛症に限らず)「この病気になって良かった」っていう言葉を見聞きします。恐らく、その病気になったから分かったこと、ならなければ気に掛けることすらできなかった大切なことに気付けたから、というのがよく見かける理由ですね。
皆さんはどうですか??
私は残念ながらそうは思えません。きれいな髪が普通にあるなら、その方が絶対いい。髪について、あーだこーだ言っていたあの頃が懐かしい。街ゆく人がうらやましい!でも、始めに書いたツイッターのつぶやきを見て、「しいて言うなら良い事って何かなー?」と考えてみました。そして出てきた私なりのお得ポイント。

・美容室に行く必要がない=定期的な支出がない!
・朝のセットがめちゃくちゃラク。
・地毛より髪質が格段に良い。
こんなところでしょうか。美容室でカラー(orパーマ)とカットを2ヶ月に1回(ちょっと多めですか?もう忘れちゃったw)するとして、毎回1万2千円だとしたら、1年で7万2千円。もっと単価の高いところだと1年に10万円近くになりますね。今はウィッグの価格はだいぶ安くなっているので、ウィッグ代を差し引いてもおつりがきます。
朝のセットは5分くらい。バシっときまれば1分。さらに、もともと剛毛な私は、さらっと指通りの良い髪も嬉しい限り。
他には??
人に優しくなった・・・。
今まではほぼ無かった “自分とは違うタイプの人の状況にも寄り添う” ことが何となくできるようになってきた気がします。「常識的に考えると」とか「普通は」という言葉が格段に減りました。多分。
「この病気になって良かった!」とは全然思えないけれど、なった結果、自然と身に付いてきた自分に足りなかったもの。相殺したらプラスだからラッキー!・・・とは到底思えないですが、完全マイナスではないのは確かです。
でも、早く治ってくれー。
今治っても、前の私に戻ったりしないから。と免疫に話しかけながら眠ります。じわじわと増えてきているフォロワーさん。結構前向きに脱毛症と向き合っている人も多いんだなぁと驚いている今日この頃です。

事実は何なのか?

ちらり。ちらりはドキドキしますね。PC噛みますからね。噛みます、とタイプしたら「髪ます」と出ました。何回髪って打ってきたんだろう。
さてさて、ウィッグを使っていると人の目線が気になります。皆さんはいかがですか?
1対1で話しているのに、目線がおでこの生え際に。すれ違い様の人が軽い二度見をした。気がする。など。私は今日、よく靴を見られるなーと思ったら、破けてました。靴下じゃなくて靴がです。これはこれで驚きです。
話しは戻って人の目線について。確かに他人のウィッグに違和感を感じることは、ある。でも今回は少し角度を変えます。
2度続くと「よくある」と思ってしまうということ。
ちょっとイメージしてみてください。朝、会社で話した同僚がウィッグをちらっと見た気がした。そして昼休み、ランチで横に座った見知らぬ人が自分を見ている気がした。もう、すごく気になってきますよね。「変なの?」「ズレてる?」「なになに?」今すぐ帰って家で前後左右を確認したい!そう思うこともあるかもしれません。
でも、ちょっとストップ。
ただ見ただけ、かも。
本当にただの偶然の可能性有。だって、逆に自分に置き換えて考えると、特に意識せずとも、目の前の人と話す時ずっと目を合わせるのが気まずくて少し目線をずらしたり、ぼーっと隣の人を見ていたり。結構普通にやっていたりします。
なんでそう思うようになったのか?別に本を読んだわけではありません。
例えば、友達との会話で「携帯落とした」と聞く。そして次に話した人にも「昨日携帯なくしてさ」と聞く。その後別の友達と話しているときに「携帯なくしたら困るよね」と言われたら?
最近、携帯無くしたって話、めっちゃ聞くんだよね。
そんな流れになること、かなり多い。たった2度しか聞いてないのに。1日の中でではなく、それが1週間に2度だったとしても、「結構多い」「めっちゃ聞く」そんな風に話すひと、多いです。統計的にはたった2回。本当はどうなのか?その他大勢はどうなのか?そんなこと考えないんです。
以前、なんとなく周囲が話すこのワードが気になって、意識的に「何回そういうことあったん?」って聞くようにしたら、大体が2回でした。そんなに多くないやん。危ない、スタンダードと思うところやった・・・。こんな感じでその考えに行きつきました。
何が言いたいかって??
今日の私は、2度見られた結果、本当に問題が起きていた。でも、そうじゃないことも、実は多いかもよ?というお話です。ウィッグは、同じくウィッグを使っている人か、業者以外、ほとんど気付きません。(よほどツヤツヤなファッションウィッグなどは別ですが。)
あまりに気になるときは、手鏡を。足元に何か落としたフリをして、机の下でさりげなくチェックしましょう。「なんだ、たまたまやん!」と安心してまた意識を正常に戻せます。もし本当に髪型が崩れていたら??・・・トイレにダッシュで解決です!よい週末を。

1日100本!!

ギャオ――!(幼少期)
そらぞらです。こんにちは。
私はシャワーを浴びるとき、まずメイクを落としたら次に髪を洗います。で、今日のシャワータイム。いつもシャンプーを流すときは目を瞑っているのですが、何となく薄目を開けて流れていく髪を見てみたら・・・。
「多い!!」
もはや1本ずつとかではなく、数本が束になって太い髪の毛のようになって流れていました(泣)。予想はしていたので、それほどショックはありませんでしたが、ふと最初の脱毛のときを思い出しました。

今から約9年前。10円玉ほどの円形脱毛を初めて見つけてから、すごい勢いで脱毛が進み、1ヶ月後には半分ほどに減っていました。でも、私はもともと美容師さんに「1つの毛根から3本生えている!」と言われるほど(あぁ、懐かしい…。)の髪の量。まだこの時点では、周りから見たら“普通レベル”でした。

ただ、毎日の半端ない量の抜け毛、手グシですーっと抜ける髪の毛、自分だけが感じる異常。私は何が起こっているのか分からず、皮膚科を探してすがる思いでクリニックを受診しました。そこで先生に言われた言葉。

「人は1日100本抜けても普通です。気にしすぎじゃないですか?」

悔しかったですねー。「いや、でも・・・。」と、どう言えばこの不安が伝わるのか、すごくもどかしかったです。そして、結局伝わりませんでした。私は痛みに強い方で、ちょっとくらいで病院に掛かる事はありません。なのに・・・。
結局「様子を見ましょう」と諭され、帰宅。その後も、なす術もなく抜け続ける髪。10日後に再受診したとき、地肌の見える私の頭を先生は二度見しました。「紹介状を書きます。」・・・泣きそうでした。は?って思いました。口にはしなかかったけど、正直、「謝ってよ。時間返してよ。」そう思いました。
それからは大学病院に通いましたが、そこでも最初「珍しいですね。一旦写真を撮りましょう」と別室に連れて行かれ、ぞろぞろと研修医さんたちが登場。メモを取りながら私の後ろに立つ、数人の若い研修医の前で写真を撮られるのは地獄でした。今思えば、私に許可を取らなかったのはどうよ?って感じですね。もう、許してあげますが。
仕方ないのは、わかってるんです。医者だから、病気を診る。症状を分析して、改善方法を提案する。でも、少しでも患者の心に寄り添う立ち振る舞いが欲しかったなー、というのが私のきもち。何が起きてるのかわからず、すがる思いで病院に来た(しかも隠し続けた頭を勇気をもって他人に見せるという!)人に、もう一歩近づいてほしかったな、と。
その時は、結局治療(飲み薬)で治りましたが、その後繰り返した全頭脱毛のときは、もう病院には行きませんでした。

医療分野って、普通の生活をしてると隔たれた世界だし、良くも悪くも意見をするほど私には知識がありません。だから、ウィッグを取り扱うお仕事をしていても治療のことを、あーだこーだ言いません。言えません。

でも、あのときの私は、情報が欲しかった。私だけなのか、これってよくある病気なのか、仕事はできるのか、etc. 今はSNSがあるので同じ症状で悩む人を見つけることも、その人にコンタクトを取ることもできます。「#脱毛症」とか色々検索してみてください。

そらぞらでもご相談お受けしています。もちろん無料。雑談程度でも気にせずどうぞ。一緒に乗り越えましょう。インスタもツイッターもやっています。
Instagram:wig_sorazora
Twitter:sorazora2

頑張らずに、人とつながる。

猫の身体って柔らかい。犬と形は似てるけど、ぐにゃぐにゃです。そしてお腹の毛はより柔らかい。ふわふわの肉食獣。うちで見かけた虫は、1日も経たずに姿を消します。いつもありがとう。

さて、今日は何を書こう、と思っていたら珍しく思いつかず、猫からスタートさせてもらいました。得意分野なので。指がスラスラと。

最近、インスタやTwitterで少しずつ脱毛症関連の知り合いが増えているのですが、ちょっと勇気を出して載せた写真や文章にリアクションもらえることが出てきて、何だかじんわり喜びを感じています。

そもそも私がHPブログとFacebook以外にもSNSを広げた理由。それは、


“脱毛症を抱え込んいる人と繋がりたい”
そう思ったからです。自分で抱え込んで悩んでいる人、結構多いと思うんです。病気が病気ですからね。身体は元気なのに、髪の毛だけがない。もしくは全身のありとあらゆる毛がない。カミングアウトしたところで相手に余計な気を遣わせて、自分もその相手も気まずくなるかもしれない。ただでさえ落ち込む症状なのに、精神的にも追い詰められます。
Facebookで足りないな、と思ったのは、リアクションの気軽さ。気になる投稿を見つけてコメントしたり、いいね!したりすると、自分の友達にも「●●さんが いいね!しています」と出ます。つまり、自分の気になっていることが周りに知られてしまう。

もちろん、当の友達はそんなこと全然気にしていなかったりするのですが、“周りに知られたくない”と思っている人にとっては指が止まってしまうことってあると思うんです。それでまた、繋がりがなくなってしまう。

私が脱毛症を発症したときは、ガラケー時代(約8年前)だったので情報がほとんど得られず、完全に孤独を感じました。笑っている、やりがいをもって生活している“自分が元・いた世界”から置いてかれた感。元来、楽観的で行動的な私が外出をためらうほどだったので、普段内向きな人はどうなってしまうんだろう・・・そう思ったのを覚えています。

情報と交流は、社会生活を送っていく上でかなり大切。もちろん、付き合いたくない人に合わせる必要は全然ないと思っているのですが、そうじゃない人たちと離れていくのは悲しいもの。だから私のSNS上で、誰かと誰かが繋がったりしたらいいな、と思っています。面と向かって会う“親友”じゃなくても、心がちょっと強くなる戦友みたいな仲間ができたらな、と。ネット上だけでも十分です。

と、明るい想いを書いているつもりが、こういう話はなんだかしんみり。でもまぁ仕方ないか。無理に明るくすると虚しさがにじみ出ますから。

では最後に、今、悩んでいる方へ。

インスタやツイッターでは、普段使っているものと別アカウントで脱毛関連の悩みを綴っている人も結構います。#脱毛症とか#円形脱毛症とか、色々検索してみてください。10代の女性~お子さんのいる主婦まで、脱毛症と向き合う人がたくさんいますよ。大丈夫です。

ウィッグの敵は、何なのか?

汗?におい?ヘアアイロン?静電気?
皆さんはどう思いますか?
私は「風」だと思います。
もちろん、ウィッグの髪質などにより、使う上での「敵=NGポイント」はあると思いますが、今回は純粋に「不快・不安に思う状況」について。

私は以前、自転車で街を回る営業職をやっていました。23歳でその仕事を始めたのですが、自転車営業は天気との闘い。あとは普通に、きつい。

「水曜は雨だからアポを減らしてバス移動にして、木曜は効率良く回れるように10時から1時間おきに商談を詰め込もう。」なーんてことを考えていました。天気や自分の効率を優先していた毎日に「風」という敵が立ちはだかったのは、ウィッグを使いだしてから。

風の強い日は問答無用で辛いのですが、何が大変かって、自転車はその風を自ら生み出してしまいます。あ、そうそう、ウィッグを使っていない方のために、そもそもなぜ風が辛いかというお話から。

それは、ウィッグを使っていることがバレやすい、おでこやもみあげなど“生え際”が露わになってしまうからです。あとは想像に難くない、“ずれるかも!” “飛んでいっちゃうかも!”という不安ですね。もちろん、コントのように本当に飛んでいくことはほぼ100%ありません。え?そうなの?なんで?って?

だって、飛ぶ前に手で押さえますから。

話は戻り、風のこと。私の中での「風が憎いと感じるポイント」は以下のとおり。

・自転車
・思いがけず走ったとき(信号等)
・電車内の扇風機
・地下鉄のホーム&階段
特に地下鉄ホームは、謎の強風が吹きますよね。普通のときはなーんにも感じませんが、ウィッグをかぶって生活した瞬間に、いつもの5割増しくらいに強く感じると思います。

あのとき、私はぐっとこらえるしか切り抜ける方法を知りませんでしたが、今なら思います。

「ヘアーバンド(今風に言うとターバン?)使おうよ。」と。

通学・通勤・仕事の間の一瞬だけなら、髪につくカタもすぐ直ります。そして何より、ストレスが大幅に軽減するはず!是非お試しを。

猫もウインクです。