脱毛症にできないことは、、、ない!

海、山、川、フェス、プール、BBQ、旅行。SNSを見ると楽しそうな投稿がどんどん!脱毛症の方の中にも、お友達や彼氏彼女に誘われた方もいるのでは??楽しそうな夏のレジャー。でも、ふと思いませんか?

「私、ウィッグだし。」

私は、結構思ってました。「ウィッグだから●●できない」「ウィッグだからこの集まりには行きにくい」・・・etc. でも身体は元気なんですよね。髪があるときと何にも変わらない。いっそのこと、入院が必要だったりしたらラクなのに。そんな風に考えが巡ることもありました。

初めて脱毛症になった27歳当時。6月頃にほぼ全て抜けて家にいることが多くなった私に、学生時代の友人が「気晴らしに旅行に行こう、1週間くらい」と誘ってくれました。行先は、20歳のとき一緒に行った懐かしの沖縄。滞在型のホテル泊。(なんか響きはカッコイイですが、つまりキッチンが付いた広めの部屋。相場より安い!)

彼女はがんで20代でお母さんを亡くしました。だからウィッグの人と接するのも抵抗がなかったんですね。ホテルの部屋でウィッグを取ろうか悩む私に

「髪、切ろ!ベランダで。すっきりするよー」

と爽やかに声をかけ、はさみで坊主頭にしてくれました。それまでの私は、まさに落ち武者状態。肩下くらいまでの髪がところどころに残り、鏡を見る度に悲しくて情けなくて、ため息しか出ませんでした。それが髪を切っただけで、すっきり。ほんとに、これは驚きました。なんか、心まですっきりして、すーっと軽くなった気がしたんです。今でも覚えてるくらいに。

それからの1週間も、彼女のお気楽な性格と気持ち良いくらいの計画性のなさで、脱毛症になってから初めてこんなに笑ったと思える程楽しく過ごしました。急に「車止めて!」って叫んだかと思えば、パパイヤの木を見つけて実を取ってきたり。

そしてなんと、シュノーケリングもしました。

髪がないから無理。ウィッグは高いから海水に付けたくないし、、、

そう言って諦めようとした私に「安いウィッグ持ってきたよ!」と前にお母さんが使っていたという人工毛のウィッグを渡してくれました。・・・なんという、さりげなさ!!

でもやってみてびっくり。ゴーグルを着けるので、逆に不安がない。笑 外すときだけ気を付ければ、何の問題もなかったですよ。そういえばこのときも彼女は、「夕飯見つけた!」と言って5m位潜ったと思ったら大きめのタカセ貝を採ってきていました。

この写真がその日のもの。今見ても楽しそう。

さて何を言いたいか。
タイトル通り、脱毛症だから出来ないことはない!ということ。おそらく。やりにくいことは普通の人より多いけど、やり方次第でだいぶ世界は広がるよ、ということです。
この1週間に、私はすごーーく感謝してるんです。いくつも気付きがあって、以後の私の生活が変わりました。出来ない事より、出来るためにどうするか、を考えるようになりました。そしたら、前の生活にだいぶ戻れました。仕事も私生活も。汗だくでテニスも楽しめるようになりました。
せっかくの夏。というか、毎日が二度と戻れない(こっちから戻りたくない、願い下げの日もありますが。笑)日々。せっかくなら自分が後悔しない過ごし方をしてもらいたいな、と思ってます。

まずは一歩、元気にスーパーに行くことから!
1日家にいる日もあれば、朝から晩まで遊ぶ日もある。それでいいじゃん!と思った連休1日目でした。(ちなみに私は前者でした。)一緒に頑張りましょう。