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朝より夕方がイヤ。

朝より夕方がイヤ。
これは今日の電車で思ったことです。
私は今東京に住んでいるのですが、朝ほどではないにせよ、夕方は帰宅ラッシュ。かなりぎゅうぎゅうの車内になります。
出入り口付近ではなく、座席が並ぶ通路の方に立っていたのですが、後ろには20歳前後と思われる女性2人組が。それに気付いたのは車窓に映る自分をふと見たときです。2人は恋愛話をしています。でも、目線が私の後頭部にチラチラいっている。気がする。
この感覚、分かりますか?
私は今トップピースを使っています。だからフルウィッグと違って毛量も少ないし、風に吹かれたり手で触ったときにちらっと地肌が見えることもある。あの時そうだったのかどうかは定かではありませんが、何となく気になったんです。
きっと自分に限らず他人のお洒落も気になるお年頃。狭い車内で上からは結構強い扇風機の風。
「もしかしたら・・・」そう思うと気になって気になって。(あんまり髪の毛触るのも不自然なので、少しで我慢しましたが。)
これが朝だと、ぎゅうぎゅうに変わりはないのですが、みんな自分(と自分の荷物)でいっぱいいっぱいで、他人の髪の毛なんて気にする余裕がないように思うんです。旅行の外国人以外、話している人もほとんどいませんしね。だから、満員電車は嫌いだけど、思ったほどウィッグは気にならない。
それが夕方だと、少しだけ車内の空間に余裕があって、人々にも余裕があって、周りの違和感に反応できてしまうのではないか?そう感じた瞬間でした。
だからどうって訳ではありません。「あー、あるかも。」そんな人がいたら仲間だな、と思ったというお話(^^;) ウィッグはきっちり撫でつけるようにセットするより、少し手グシでくしゃっとさせて毛先を遊ばせた方が自然に見えることもありますよ。私の経験をもとに、ご参考までに♪
+++++
ところで!
たった今、すごーく嬉しいことがありました。何を隠そう、このBASEのそらぞらショップで帽子のご注文をいただけました!お店をスタートして1ヶ月ちょっと。ブログは書いているけれど、私の経験や主観がほとんどなので、「誰かに届いているかな」と心配になることもありました。だから、めちゃくちゃ嬉しいです。
ご注文頂いたNさま、ありがとうございます。一番目のお客さまです。簡易包装ですが心をこめてお届けしますので、今しばらくお待ちくださいませ。
(今回ご注文頂いたのはコチラです↓↓)
これからもどうぞよろしくお願いします!

カミングアウトって必要??

じー・・・。
「カミングアウト」。それは、脱毛症関連のブログやSNSでよく聞くワード。友人や同僚、恋人に脱毛症であること(=ウィッグを使っていること)を伝えるべきかどうか。
皆さんはいかがですか??
誰にも言えなくてふさぎ込んでしまうより、勇気をもってカミングアウトした方が良い?いやいや、言ってしまって(相手の反応を見て)傷つく位なら言わない方が良い?そもそも、言うって何をどうやって??
初めて脱毛症になったときは、そのこと自体でいっぱいいっぱいで、自分の頭(と人の視線)以外気にする余裕もないのに、少し経過してウィッグを使うようになると、なぜかその “いつもと違う自分” を公表すべきかどうか悩みだす。ありますよね。私も完全にそうでした。仕事復帰したすぐ後「ウィッグ使ってるっていつ言おう・・・」そんな風に思って過ごしていました。
そして今、私が思うこと。それは、
好きにすれば良い。
これに限ります。・・・雑過ぎでしょうか。
でも実際、そう思うようになりました。言いたければ言えば良いし、“言わなきゃ”ってストレスを感じるくらいなら言わなくていい。一回言わない、と決めても3ヶ月後にぽっと言っちゃうかもしれないし。でも、こういうことを書いていると思うのですが、多分、この文章を目にしてちゃんと読んでくれるのは脱毛症の人(&その周囲の人)だけ。全くかかわったことのない人からすれば、
「ウィッグのカミングアウトについて?・・・はぁ。どっちでも良いですけど・・・。」
しいて感想を聞くとこんな感じでしょうか。3分後にはそんな話題すら忘れてしまうと思います。つまり、当事者とそれ以外では驚くほど温度差があるということ。悪い意味じゃないですよ。その方がありがたいことも多々あります。いつも心配されて、気にされて、ウィッグかどうか目で追われたら、たまったものじゃないです。
じゃあ、言うか言わないか、どうやって決めたら良いのか。
それも、もちろん人によると思うのですが、この前SNSで見かけてちょっと納得したのがこんな決め方。
自分が、相手の反応に気を遣う場合は、言わない。
わかります?少し難しいですね。ポイントは必要以上に気を遣うかどうか、です。勇気がいるかどうかは別のこと。どんな人に話すのでも、ウィッグを使ってるという話は勇気がいります。「よし、今!」みたいな切り出しの瞬間の勇気です。
そうではなくて、「この人は言ったら私と話しずらくなるかな」「避けられちゃうかな」そんな感じの気遣い。そのフォロワーさんの実体験では、気を遣いながら話した場合、相手の反応もこうなったというもの。
自分「私さ・・・実は脱毛症でウィッグ使ってるんだよね・・・。」
相手「・・・あ、そうなんだ。身体、辛くない?何かできることあったら言ってね。」
自分「うん。ありがとう。」
相手「・・・(微笑)」
悪くない。悪くないし、イメージもわきますが、何とも言えない空気ですよね。そして、言ったこっち側が非常に気を遣う。この後また普通の話題に戻すには??焦りますね。それが親しい間柄だと、
自分「私さ・・・今脱毛症でウィッグ使ってるんだよね・・・。」
相手「あ、そうなんだ。いつから?」
自分「1ヶ月くらい前かな。」
相手「そうなんだー。分からんものやね。やっぱ大変なの?」
こんな感じ。感覚では、前者はまぁ仲は良いけど、内輪というより少しだけ離れた友人や同僚、その時期にたまたま会った知り合い。後者は、一緒に過ごした時間の長い気の許せる友人。家族や恋人は人によって距離感がありますから、そこは誤差があると思います。私の感覚として大事だなと思うのは、
ウィッグの話をした後の話題の流れ。
それまで普通に話してたのに、カミングアウト後に話題が「プツッ」と切れた感じがする場合はアウト。逆に意外と話題が広がったり、もしくは全然違う話題に進んでいける場合はセーフ。(ふーん。元気なら良かった。この後ご飯食べて帰らない?みたいな流れ。)
結局言ってみなきゃわからないじゃん!!!
それはそうなんですが、基本的にはずっと仲の良い友人は完全にセーフだと思います。なんて切り出すかすら考えなくて良いと思っています。多分、あなたが「あのさ、」と言った瞬間に、微妙な緊張が伝わるはず。聞いた瞬間に“勇気をもって話してくれたんだな”って感じてもらえるはず。ぜひ、自分が逆の立場だったら、と考えてみてくださいね。
気の置けない友人からウィッグ使ってるって聞いたらどう思いますか?なんて言いますか?励ましたり分からない事を質問してみたりするかもしれませんが、「気まずいな。しばらく距離を置こう」とは思わないのでは??

すごく頑張る必要は全くないけれど、言うことで自分がラクになりそうだな、と思ったら踏み出してみるのもアリです。
良い週末を!

脱毛症になって良かったこと?・・・うーん。

雨にいち早く気付けること。

Twitterのフォロワーさんがそんなことをつぶやいてました。笑 脱毛症で帽子もウィッグも使わず外出できる人は中々いないので、これは少し限られた場面ですが。。。

たまに(脱毛症に限らず)「この病気になって良かった」っていう言葉を見聞きします。恐らく、その病気になったから分かったこと、ならなければ気に掛けることすらできなかった大切なことに気付けたから、というのがよく見かける理由ですね。
皆さんはどうですか??
私は残念ながらそうは思えません。きれいな髪が普通にあるなら、その方が絶対いい。髪について、あーだこーだ言っていたあの頃が懐かしい。街ゆく人がうらやましい!でも、始めに書いたツイッターのつぶやきを見て、「しいて言うなら良い事って何かなー?」と考えてみました。そして出てきた私なりのお得ポイント。

・美容室に行く必要がない=定期的な支出がない!
・朝のセットがめちゃくちゃラク。
・地毛より髪質が格段に良い。
こんなところでしょうか。美容室でカラー(orパーマ)とカットを2ヶ月に1回(ちょっと多めですか?もう忘れちゃったw)するとして、毎回1万2千円だとしたら、1年で7万2千円。もっと単価の高いところだと1年に10万円近くになりますね。今はウィッグの価格はだいぶ安くなっているので、ウィッグ代を差し引いてもおつりがきます。
朝のセットは5分くらい。バシっときまれば1分。さらに、もともと剛毛な私は、さらっと指通りの良い髪も嬉しい限り。
他には??
人に優しくなった・・・。
今まではほぼ無かった “自分とは違うタイプの人の状況にも寄り添う” ことが何となくできるようになってきた気がします。「常識的に考えると」とか「普通は」という言葉が格段に減りました。多分。
「この病気になって良かった!」とは全然思えないけれど、なった結果、自然と身に付いてきた自分に足りなかったもの。相殺したらプラスだからラッキー!・・・とは到底思えないですが、完全マイナスではないのは確かです。
でも、早く治ってくれー。
今治っても、前の私に戻ったりしないから。と免疫に話しかけながら眠ります。じわじわと増えてきているフォロワーさん。結構前向きに脱毛症と向き合っている人も多いんだなぁと驚いている今日この頃です。

1日100本!!

ギャオ――!(幼少期)
そらぞらです。こんにちは。
私はシャワーを浴びるとき、まずメイクを落としたら次に髪を洗います。で、今日のシャワータイム。いつもシャンプーを流すときは目を瞑っているのですが、何となく薄目を開けて流れていく髪を見てみたら・・・。
「多い!!」
もはや1本ずつとかではなく、数本が束になって太い髪の毛のようになって流れていました(泣)。予想はしていたので、それほどショックはありませんでしたが、ふと最初の脱毛のときを思い出しました。

今から約9年前。10円玉ほどの円形脱毛を初めて見つけてから、すごい勢いで脱毛が進み、1ヶ月後には半分ほどに減っていました。でも、私はもともと美容師さんに「1つの毛根から3本生えている!」と言われるほど(あぁ、懐かしい…。)の髪の量。まだこの時点では、周りから見たら“普通レベル”でした。

ただ、毎日の半端ない量の抜け毛、手グシですーっと抜ける髪の毛、自分だけが感じる異常。私は何が起こっているのか分からず、皮膚科を探してすがる思いでクリニックを受診しました。そこで先生に言われた言葉。

「人は1日100本抜けても普通です。気にしすぎじゃないですか?」

悔しかったですねー。「いや、でも・・・。」と、どう言えばこの不安が伝わるのか、すごくもどかしかったです。そして、結局伝わりませんでした。私は痛みに強い方で、ちょっとくらいで病院に掛かる事はありません。なのに・・・。
結局「様子を見ましょう」と諭され、帰宅。その後も、なす術もなく抜け続ける髪。10日後に再受診したとき、地肌の見える私の頭を先生は二度見しました。「紹介状を書きます。」・・・泣きそうでした。は?って思いました。口にはしなかかったけど、正直、「謝ってよ。時間返してよ。」そう思いました。
それからは大学病院に通いましたが、そこでも最初「珍しいですね。一旦写真を撮りましょう」と別室に連れて行かれ、ぞろぞろと研修医さんたちが登場。メモを取りながら私の後ろに立つ、数人の若い研修医の前で写真を撮られるのは地獄でした。今思えば、私に許可を取らなかったのはどうよ?って感じですね。もう、許してあげますが。
仕方ないのは、わかってるんです。医者だから、病気を診る。症状を分析して、改善方法を提案する。でも、少しでも患者の心に寄り添う立ち振る舞いが欲しかったなー、というのが私のきもち。何が起きてるのかわからず、すがる思いで病院に来た(しかも隠し続けた頭を勇気をもって他人に見せるという!)人に、もう一歩近づいてほしかったな、と。
その時は、結局治療(飲み薬)で治りましたが、その後繰り返した全頭脱毛のときは、もう病院には行きませんでした。

医療分野って、普通の生活をしてると隔たれた世界だし、良くも悪くも意見をするほど私には知識がありません。だから、ウィッグを取り扱うお仕事をしていても治療のことを、あーだこーだ言いません。言えません。

でも、あのときの私は、情報が欲しかった。私だけなのか、これってよくある病気なのか、仕事はできるのか、etc. 今はSNSがあるので同じ症状で悩む人を見つけることも、その人にコンタクトを取ることもできます。「#脱毛症」とか色々検索してみてください。

そらぞらでもご相談お受けしています。もちろん無料。雑談程度でも気にせずどうぞ。一緒に乗り越えましょう。インスタもツイッターもやっています。
Instagram:wig_sorazora
Twitter:sorazora2

頑張らずに、人とつながる。

猫の身体って柔らかい。犬と形は似てるけど、ぐにゃぐにゃです。そしてお腹の毛はより柔らかい。ふわふわの肉食獣。うちで見かけた虫は、1日も経たずに姿を消します。いつもありがとう。

さて、今日は何を書こう、と思っていたら珍しく思いつかず、猫からスタートさせてもらいました。得意分野なので。指がスラスラと。

最近、インスタやTwitterで少しずつ脱毛症関連の知り合いが増えているのですが、ちょっと勇気を出して載せた写真や文章にリアクションもらえることが出てきて、何だかじんわり喜びを感じています。

そもそも私がHPブログとFacebook以外にもSNSを広げた理由。それは、


“脱毛症を抱え込んいる人と繋がりたい”
そう思ったからです。自分で抱え込んで悩んでいる人、結構多いと思うんです。病気が病気ですからね。身体は元気なのに、髪の毛だけがない。もしくは全身のありとあらゆる毛がない。カミングアウトしたところで相手に余計な気を遣わせて、自分もその相手も気まずくなるかもしれない。ただでさえ落ち込む症状なのに、精神的にも追い詰められます。
Facebookで足りないな、と思ったのは、リアクションの気軽さ。気になる投稿を見つけてコメントしたり、いいね!したりすると、自分の友達にも「●●さんが いいね!しています」と出ます。つまり、自分の気になっていることが周りに知られてしまう。

もちろん、当の友達はそんなこと全然気にしていなかったりするのですが、“周りに知られたくない”と思っている人にとっては指が止まってしまうことってあると思うんです。それでまた、繋がりがなくなってしまう。

私が脱毛症を発症したときは、ガラケー時代(約8年前)だったので情報がほとんど得られず、完全に孤独を感じました。笑っている、やりがいをもって生活している“自分が元・いた世界”から置いてかれた感。元来、楽観的で行動的な私が外出をためらうほどだったので、普段内向きな人はどうなってしまうんだろう・・・そう思ったのを覚えています。

情報と交流は、社会生活を送っていく上でかなり大切。もちろん、付き合いたくない人に合わせる必要は全然ないと思っているのですが、そうじゃない人たちと離れていくのは悲しいもの。だから私のSNS上で、誰かと誰かが繋がったりしたらいいな、と思っています。面と向かって会う“親友”じゃなくても、心がちょっと強くなる戦友みたいな仲間ができたらな、と。ネット上だけでも十分です。

と、明るい想いを書いているつもりが、こういう話はなんだかしんみり。でもまぁ仕方ないか。無理に明るくすると虚しさがにじみ出ますから。

では最後に、今、悩んでいる方へ。

インスタやツイッターでは、普段使っているものと別アカウントで脱毛関連の悩みを綴っている人も結構います。#脱毛症とか#円形脱毛症とか、色々検索してみてください。10代の女性~お子さんのいる主婦まで、脱毛症と向き合う人がたくさんいますよ。大丈夫です。

脱毛症にできないことは、、、ない!

海、山、川、フェス、プール、BBQ、旅行。SNSを見ると楽しそうな投稿がどんどん!脱毛症の方の中にも、お友達や彼氏彼女に誘われた方もいるのでは??楽しそうな夏のレジャー。でも、ふと思いませんか?

「私、ウィッグだし。」

私は、結構思ってました。「ウィッグだから●●できない」「ウィッグだからこの集まりには行きにくい」・・・etc. でも身体は元気なんですよね。髪があるときと何にも変わらない。いっそのこと、入院が必要だったりしたらラクなのに。そんな風に考えが巡ることもありました。

初めて脱毛症になった27歳当時。6月頃にほぼ全て抜けて家にいることが多くなった私に、学生時代の友人が「気晴らしに旅行に行こう、1週間くらい」と誘ってくれました。行先は、20歳のとき一緒に行った懐かしの沖縄。滞在型のホテル泊。(なんか響きはカッコイイですが、つまりキッチンが付いた広めの部屋。相場より安い!)

彼女はがんで20代でお母さんを亡くしました。だからウィッグの人と接するのも抵抗がなかったんですね。ホテルの部屋でウィッグを取ろうか悩む私に

「髪、切ろ!ベランダで。すっきりするよー」

と爽やかに声をかけ、はさみで坊主頭にしてくれました。それまでの私は、まさに落ち武者状態。肩下くらいまでの髪がところどころに残り、鏡を見る度に悲しくて情けなくて、ため息しか出ませんでした。それが髪を切っただけで、すっきり。ほんとに、これは驚きました。なんか、心まですっきりして、すーっと軽くなった気がしたんです。今でも覚えてるくらいに。

それからの1週間も、彼女のお気楽な性格と気持ち良いくらいの計画性のなさで、脱毛症になってから初めてこんなに笑ったと思える程楽しく過ごしました。急に「車止めて!」って叫んだかと思えば、パパイヤの木を見つけて実を取ってきたり。

そしてなんと、シュノーケリングもしました。

髪がないから無理。ウィッグは高いから海水に付けたくないし、、、

そう言って諦めようとした私に「安いウィッグ持ってきたよ!」と前にお母さんが使っていたという人工毛のウィッグを渡してくれました。・・・なんという、さりげなさ!!

でもやってみてびっくり。ゴーグルを着けるので、逆に不安がない。笑 外すときだけ気を付ければ、何の問題もなかったですよ。そういえばこのときも彼女は、「夕飯見つけた!」と言って5m位潜ったと思ったら大きめのタカセ貝を採ってきていました。

この写真がその日のもの。今見ても楽しそう。

さて何を言いたいか。
タイトル通り、脱毛症だから出来ないことはない!ということ。おそらく。やりにくいことは普通の人より多いけど、やり方次第でだいぶ世界は広がるよ、ということです。
この1週間に、私はすごーーく感謝してるんです。いくつも気付きがあって、以後の私の生活が変わりました。出来ない事より、出来るためにどうするか、を考えるようになりました。そしたら、前の生活にだいぶ戻れました。仕事も私生活も。汗だくでテニスも楽しめるようになりました。
せっかくの夏。というか、毎日が二度と戻れない(こっちから戻りたくない、願い下げの日もありますが。笑)日々。せっかくなら自分が後悔しない過ごし方をしてもらいたいな、と思ってます。

まずは一歩、元気にスーパーに行くことから!
1日家にいる日もあれば、朝から晩まで遊ぶ日もある。それでいいじゃん!と思った連休1日目でした。(ちなみに私は前者でした。)一緒に頑張りましょう。

ウィッグは必要なのか??~七夕にちょっぴり思いを寄せて~

usagi

今日は7月7日、七夕ですね(^◇^)
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
私は数日前からGoogleの検索画面に出てくる織姫と彦星を見ながら、
「あ~もうすぐ七夕ね~」と思っていましたが、
今日がその日だったとは、当日になって逆にすっかり忘れてしまっておりました。
(只今21時・・・遅すぎた・・・。)

27歳で何の前触れもなく全頭脱毛になった私は、約7年前のあのとき、
”しばらく恋愛も無理だな~”なんて切なく悲しく思っていたことをふと思い出しました。
あのとき、脱毛は急に始まったので、髪がほぼなくなってからしばらくの間、
私はウィッグを持っていなかったんです。やっぱり一人暮らしの身には高いですし(^^;)

でも、もっと早く手に入れていれば、いや、ウィッグの情報を知ってさえいれば、
もっともっと気持ちがラクに(もちろん完全に晴れやかにはなりませんが・・・)
なっただろうな、と思います。
やっぱり見えない不安が広がる近い将来は、怖いです。

実は生活パターンによって、ウィッグがそれほど必要ないときもあります。
帽子で何とか乗り切れたり、帽子用ウィッグさえあれば何でもできたり。
仕事や学校や家庭や、人によって違う毎日を同じ目線でイメージして
一緒に最適な方法を探します。

悩みすぎないでくださいね。
毎日を、もう少し明るく楽しく過ごすお手伝いをいたします(^^)

⑱3度目の髪が生えるまで

3度目の脱毛時の仕事編と私生活編、いかがでしたでしょうか?(^^;)
かなりプライベートな内容ですが、脱毛を経験されている方はもちろん、
その周囲の方にも、少しでも参考になったら…と思い、
できるだけありのままに書かせてもらっています。

今回は3度目の髪が生えるまでの日常です。

7月の表彰式を終えて、完全にフリーになった私。
年内は「何もしない」と決めていました。笑
今までバリバリ働いてきた(つもり)なので、飽きる程ゆっくりして、
会いたいけど会いに行けなかった遠方の友人に会いに行こうと。

とは言え、好き勝手にどこへでも行けるほどお金もなかったので(泣)、
九州をメインに友人たちに会いに行き、
唯一の贅沢として、11月にアメリカのホストマザーを訪ねることにしました。

なんとか11月に飛行機に乗るまでにウィッグから卒業したい。
(もしセキュリティーで”ビー!”と鳴ったら嫌なので。)
それまでどうしようか、と考えていました。

2度目の脱毛時と同じく、3度目も病院には通っていません。
では私は何をしていたか???
週末の温泉通いは継続しつつ、平日は岩盤浴に通いました。
平日2~3日は行っていたと思います(^^;)
元々は汗をかきにくく、冷え性でした。
でもきっと、代謝が悪いのは身体にも良くない。

という事で通い始めると、いつの間にか大量の汗をかくように!
しかもサラサラ、臭くない!
気持ちもリラックスできて、頭皮マッサージすると頭も柔らかくなった感じ★
(あくまで私個人の感想です(^^;))

あまり動かないので、食事にも少しだけ気を付けました。
小腹がすいたら豆腐を食べる、とか。笑

仕事をしていないので、真夏もウィッグと帽子半々で生活し、
いつもよりは快適な日々だったと思います。
髪の生えるスピードは2度目の脱毛と同じくらいでした。
1月から抜け始めて、始めに抜けたところから段々と生えてきて。
10月にはベリーショートくらいの長さになりました。
(部分的にかなり短い箇所があったので、ウィッグは外したけどニット帽をかぶっていました。)

仕事もプライベートも辛くて悩んでどん底だった2月から徐々に復活。
不思議なもので、頭を触って新しい髪の毛がほんの少し生えてきたのを感じてから
気持ちが軽くなっていきました。
ひよこのような産毛。これももう3度目です。
頭をマッサージしながら、頑張れ頑張れ、と言い聞かせました。
でもなぜか、このときは心に余裕があったように思います。

もう繰り返したくないけど、そんなことは今考えてもしょうがない。
また無くなったら、もう一回脱毛と付き合うしかないな~、という感じです。
なぜかは分かりませんが、もしかしたら、仕事から離れて
穏やかな気持ちで毎日を過ごしていたからかもしれません。

そして11月のアメリカも、このまま帽子で行こうと決意。
(ちょっと髪の毛足りないけど、誰も気にしないでしょ、と思えるようになりました。)
次回は番外編。アメリカの旅。
約15年ぶりに渡米し、3週間ほど過ごしてきました。
150717

⑰髪が生え揃っての生活~私生活編 Part.2(ラスト)~

さて、早速私生活編Part.2です。

熊本へ異動した結果、数年ぶりに彼氏をゲットした私(笑)、
春~秋へ、穏やかに時は過ぎていきました。
そして、もうすぐ復活して1年だー!と思っていた矢先の1月。
明らかに増えた抜け毛。

私の場合は、脱毛が始まるとき、こんな症状が顕著に出ます。
・頭のかゆみ
・髪の毛のパサつき(濡らしてもすぐ乾くくらい。)
・指でつまむと、すーっと簡単に抜ける。(毛根が無い感じ。)

1月にこれら全ての症状がはっきり表れ、2月には抜けるスピードが速まり、
全頭脱毛の繰り返しを認めざるを得ない状況になりました。
このとき、(もちろん気付いていたと思いますが)、彼にも面と向かって話しました。

「また、髪の毛が無くなる、、、。」
できるだけ深刻にならずに話し始めたつもりですが、
気付けば涙が溢れてきました。

その後どう話したか、細かくは覚えていません。
でも職場ではもちろん、普段の生活でも泣かない私が号泣するのを見て
内心ではきっと驚いたと思います。

”なんで治らないの?”
”なんで私ばっかりこんな目に合うの?”
しゃくりあげながら泣く私のそばで、ただ黙って話を聞いてくれていました。

実は、次に脱毛を繰り返したら仕事を辞めると(上司との面談の前に)彼に話していました。
でも、実際に目の前に厳しい現実が突き付けられると、決断できない。
せっかく治ったと思ったのに、悲しくて辛くて悔しくて。
しかも、仕事を辞めた後どうやって生活すれば良いか不安で仕方ない。
もともと実家も裕福でなく、何でも自分で解決するものだ!と
思っていた私は、人に頼るのが特に苦手でした。

するとしばらく静かに聞いていた彼が、こう聞いてきました。
「もし、自分の友達が同じ状況だったら、なんて言う?」

…「頑張ったよ。辞めなよ。」って言うと思う。
自然と口からそんな言葉が出てきました。
このとき位から、私の中の気持ちが微妙に変化していったと思います。
頭の中で、”ああ、そういう事なのか”と整理ができていく感覚。
辞めてもいいのかもしれない、という安堵にも似た何とも言えない感情。

すると、
「大丈夫。生活のことなんか心配しなくていい。」と。
(プロポーズされた訳ではありません。結婚はさらに数年後です。笑)
人から「大丈夫」と言ってもらえることが、こんなに心強いことなんだと
初めて感じた気がします。
そして私はこの日、仕事を辞めることを決意し、数日後に上司にそれを伝えました。

ここで「髪が生え揃っての生活」の仕事編と私生活編は終了です。
こうやって書くと、仕事と私生活の両方で辛い思いをしたような風にも見えますが、
逆に言うと、片方だけ(仕事だけ、プライベートだけ)だったら、
視野が狭まって余計に辛かったかもしれません。私の場合は。

次回は仕事を辞めてからのお話。
3度目の脱毛後を書いていきます!

⑮髪が生え揃っての生活~仕事編 Part.3(ラスト!)~

いよいよ仕事編のラストです。

2月の面談で退職が決まった私。
もともと異動の多い会社で、色々話していた上司も約1年の熊本赴任を経て
次の赴任地へ旅立ち、新しいマネージャーが着任しました。
私はというと、3月末でリーダー職を降り、メンバーのサポート業務に回りました。

私たちの仕事は、3ヶ月を1クォーターとして業績が一区切りするものでした。
なので当初は、5月下旬まで業務の引継ぎやサポートを行い、残りの有給を消化して
6月末付けで退職の予定でした。

でも、これまで一緒に熊本で戦ってきた仲間。
クォーター終わりの6月を待たずに5月で抜ける中途半端さ。
(大体退職というのはそういうものなのですが・・・(^^;))
少しもやもやしている私の心情を察してくれた新しいマネージャーが

「6月まで手伝ってくれないか?」

提案してくれました。会社としてはちょっとイレギュラーだけど、
6月末まで勤務して有給消化に入り、8月頭で契約満了という流れにしてくれるとのこと。
断る理由がありません。
正直、目の前がすっきりしました。

それからは、いつもの怒涛の日々。
今まで「北原チーム」(リーダーの名前毎のチーム制でした。)だったメンバーの
アシスタントとして、業務を精一杯こなしました。
そしてクォーター終わりが近づいた6月途中。
担当しているメンバーの一人がとても良い業績を維持していました。
営業トップの表彰がもらえる位置です。
1位を争っているのは珍しく、これまた熊本のもう一つのチームのメンバー。

2人の争いは最終週の結果次第というところまでもつれ、
なんと最終週の最終日、締切金曜の15時ぎりぎりまで分からないところに。
結果は、、、元北原チームのメンバーが最後に1件の受注を決めて勝利!!
熊本グループ内で歓声があがるほどのデッドヒートだったのですが、
結局は同じグループの仲間同士。毎週のように飲みに行く戦友です。
締切が終わった後には、「いやー、すごい戦いだった!」と両チームが盛り上がっていました。

実はこの話、私はただの偶然と思っていたのですが、始めから(1位を)狙っていたとのこと。
あとあと皆で話しているときに教えてもらいました。
全国の営業たちによって毎クォーター争われる営業成績。
1位は翌月の表彰式で檀上にあがれます。
「どっちかが勝って、わかさんを檀上に上げる」
そう話していたというのです。(私は下の名前でこう呼ばれていました。笑)

実は2位になったメンバーも、もともとは私のチームの営業でした。
例によって泣かない私は、残念ながら涙の一滴も出なかったのですが(笑)、
めちゃくちゃ嬉しかったです。
私は少しでも役に立ちたいと、目の前のことを必死でやっていただけなのに、
その裏でこんなことを考えながら1クォーター走り続けてくれたのか~、と。

翌月7月の表彰式には、既に有給消化に入っていた私も出席。
人前に立つのが苦手な私ですが、メンバーのコメントの後壇上に呼ばれ、
熊本グループ全員が一輪ずつお花を渡しに来てくれました。

お花

1日のほとんどを仕事に費やしているし、
仕事終わりや休日も職場の仲間と飲みに行ったりしているし、
外から見たら、もしかしたら「それって、楽しいの?」と思われる生活だったかもしれません。
でも、楽しかったんです。笑
仕事に打ち込めるって、意外とイイ。
いや、仕事というより、何かに一生懸命になって、気付いたら時が過ぎていて、
少しあとにふと立ち止まって振り返ったときの心地よさ。達成感というのでしょうか。
自分と周囲の成長を感じられた、貴重な機会を頂いたと思っています。
一言でいうと、充実していました。

これで私の仕事編は終了です。
3回にわたる仕事編、お付き合いありがとうございました(^^)
次回は3度目の脱毛後のプライベート編を予定しております。
引き続きよろしくお願いします!