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ウィッグは必要なのか??~七夕にちょっぴり思いを寄せて~

usagi

今日は7月7日、七夕ですね(^◇^)
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
私は数日前からGoogleの検索画面に出てくる織姫と彦星を見ながら、
「あ~もうすぐ七夕ね~」と思っていましたが、
今日がその日だったとは、当日になって逆にすっかり忘れてしまっておりました。
(只今21時・・・遅すぎた・・・。)

27歳で何の前触れもなく全頭脱毛になった私は、約7年前のあのとき、
”しばらく恋愛も無理だな~”なんて切なく悲しく思っていたことをふと思い出しました。
あのとき、脱毛は急に始まったので、髪がほぼなくなってからしばらくの間、
私はウィッグを持っていなかったんです。やっぱり一人暮らしの身には高いですし(^^;)

でも、もっと早く手に入れていれば、いや、ウィッグの情報を知ってさえいれば、
もっともっと気持ちがラクに(もちろん完全に晴れやかにはなりませんが・・・)
なっただろうな、と思います。
やっぱり見えない不安が広がる近い将来は、怖いです。

実は生活パターンによって、ウィッグがそれほど必要ないときもあります。
帽子で何とか乗り切れたり、帽子用ウィッグさえあれば何でもできたり。
仕事や学校や家庭や、人によって違う毎日を同じ目線でイメージして
一緒に最適な方法を探します。

悩みすぎないでくださいね。
毎日を、もう少し明るく楽しく過ごすお手伝いをいたします(^^)

⑯髪が生え揃っての生活~私生活編 Part.1~

さてさて、予告していた通り、今日は2度目の脱毛から復活した後の私生活編です。

福岡出身で学生時代からずっと県外に出たことのなかった私。
2度目の脱毛後、少しずつ髪が生えてきた10月に熊本へ転勤し、
ウィッグを外せたのは4月終わり。
夏がくる前に地毛に戻れて本当に嬉しかったです。
そしてこのとき、運命の出会いが!

6月のあたま、数年ぶりに彼氏ができました。笑
岡山から熊本へ異動でやってきた彼との社内恋愛。
…この人が、後に主人となります。

27歳で全頭脱毛になったとき、その時点で
「これって、治るまで人と付き合ったりできないな」
そう思いました。怖くてカミングアウトなんかできない。
どんな目で見られるか分からない。
自分だけで精一杯なのに、もし、自分の好きになった人が脱毛のことを知って
離れて行ってしまったら、辛すぎる。
ずっとそう思って、恋愛を避けていました。

でも、ちょうどいいタイミングで出会ったのです。
2度目の脱毛から復活した後だった。
薬がなくても治ったんだから、もう抜けないかもしれない。
少しだけ楽観的な自分がいました。

そしてラッキーなことにお付き合いが始まり、
「今は治ってるけど、少し前に髪の毛、全部無くなったんだよ」
過去のこととして打ち明けました。
彼は少しびっくりしていましたが、良くも悪くも、
そんなにリアクションがありませんでした。笑

そういえば当時、「地肌と髪の毛、大事にした方がいいよね」と
お風呂で頭皮マッサージできる美容家電と
自分では買わないであろう、少し高価なドライヤーを
「どうせ俺も使うから」と購入してくれました。
さりげない心遣いが本当にありがたかったのを覚えています。

その後も春~秋へと穏やかに時は過ぎていきました。
そうそう、秋になると、日帰り温泉にもよく行きました。
熊本は市街地から車で40分も行けば、すごく滑らかな泉質の温泉があります。
週末は温泉に行き、頭にお湯をかけながらマッサージして
”このまま、よくなりますように”
誰にお願いするでもなくそう思っていました。

でも、仕事編で書いたように、この後脱毛を繰り返してしまいます。
それは、もうすぐ復活して1年だー!と内心喜んでいた翌2月。
泣かない私が、大泣きしました。

そのお話は次回、私生活編Part.2で。

⑬髪が生え揃っての生活~仕事編 Part.1~

今回は、3度目の脱毛が始まるまでの短い時期の生活について。
私のブログには、多忙な仕事を抱える女性の方も見に来て下さっているようなので、
今回は仕事編です。

1月に2度目の脱毛から復活し、美容室に行ってショートカットに整えてもらって。
またまた日常に戻りました。
勤務地は熊本。仕事は外回りの営業。
週の締切で動く求人誌やネット媒体の担当です。
企業の取材や原稿の校正も行います。
そしてこのときは、他の営業をまとめるリーダー職を任せてもらっていました。

1月に地毛に戻って少し経った4月。
福岡でお世話になっていたマネージャーが熊本に赴任し、
またしても私の直属の上司に。(40代男性)
とても厳しい人ですが、同時に心の底から成長させてもらったと本心で言える方です。
その上司と定例の面談、仕事の計画や目標をたてた時のことでした。

「もし、また髪の毛が無くなったら、仕事辞めます。」

私から切り出し、了承してもらいました。
ここで誤解してほしくないのは、私は仕事が好きで、
当時ものすごくやりがいを感じていたということです。
転職でその業界に入って約7年。この会社ではベテランの域でした。
仕事のペースは掴んでいたし、目標数字も締切も、
私にとっては大きなストレスではありませんでした。
辞めたくない。もっと力をつけて、役に立ちたい。

では、なぜ辞めるのか。

脱毛になった27歳の当時から変わっていないのは、
仕事が日常の大半を占めるという事実だけだったからです。
簡単に言えば「仕事しかしていない」と感じていたから。

実際に細かく言えば、
もちろん休日に遊びに行ったりはしています。
でも、平日は朝8時過ぎから夜10時近くまで仕事。
(↑これでも、だいぶ短くなった方でした。)
平日は疲れて社外の友人と連絡を取る余裕がないので、週末会うのも職場の仲間。
(これはこれで、すごく楽しい人たちなのですが…。笑)

もし脱毛に原因があるとしたら、考えたくはないけど、仕事かもしれない。

そう思ったのです。
大袈裟ですが、何かを得るためには何かを捨てなければならない。
今がそのタイミングなのかもしれない、と。

結果は、、、
最初の一文でお分かりの通り、3度目の脱毛にいきついてしまいました。
最悪の結果です。

でも、最悪で終わらないのでブログに載せています。ご安心ください。笑
次回は、この会社でのラストスパート、仕事編Part.2です。

☆尚、「仕事」を家庭や子ども、趣味などに置き換えても通じるものがあるかもしれない、と
勝手に思って記事を書かせてもらっています。

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⑫2度目の髪の生え始め

久しぶりの脱毛経験談です。
今日は2度目の髪の生え始めについて。

1月に久しぶりに美容室に行って、人生初の全頭脱毛を克服し
ベリーショートに生まれ変わった私。(←ちょっと大袈裟。)
4月にはまた、ほぼ全頭脱毛状態に逆戻りです。
抜けるスピードは最初のときと変わらず。
生えるまでは(薬をやめたせいか?)1.5倍。

前回までのエントリーで抜けたときの話と
周囲の反応を2回に分けて記事にしました。

無理をしすぎず、楽しみも減らさず、仕事も遊びも
【自分の身体と心の声に耳を傾ける】
これを基本にして、普通の生活を続ける努力をしました。

髪の生え始めは確か5月頃からうっすら。
早いような気もしますが、かなりまばらです。
1度目のときは、ほぼ一斉に生えてきた印象だったので、何とも言えない気持ち。
最初に抜けたところにちょびっと産毛が生える程度。
その箇所が少しずつ増えて、少しずつ髪の色素も濃くなって。

髪質自体は最初と同じでした。
生え始めはふわふわした柔らかい毛。色素薄め。
10cmくらい伸びたところで黒色が濃くなってきた感じです。

その頃どこかで(笑)、頭皮を柔らかく保つと健康な髪が生える!と聞いたので
なるべく毎日、バスタイムにツボ押しの要領で両手で頭をマッサージしました。
(完全自己流です。)
週末家族湯に一人で出掛けるときも、熊本の温泉パワーをもらうつもりで
何回も頭にお湯をかけてマッサージしていました。笑

最終的にはいつもと大差ない髪質になったので、
どこまで効果があったか分かりませんが、なんとなく頭皮マッサージは良い気がしています。
(勝手な感想です。。。)
そしてまた美容室に行けそうなくらい全体に生え揃ったのが確か翌1月。
抜けて、生えてのトータルサイクルがほぼ1年でした。

その頃ある友人は、
「もしかしたら、病気とかじゃなくて、動物の毛の生え変わりと同じなんじゃ・・・」と
真顔で話していました(^^;)
でも、「んなワケないやろ!」と言いつつも、
そんな話を普通に友人が口に出せる空気になったんだな、というのが嬉しい発見でした。
きっと私が切羽詰まった状態に見えたら、気軽にそんなこと言えないと思うので。

脱毛のことを話題にしつつ、少し笑える。
(卑屈な笑いじゃなくて、楽しんでいる笑いです。)
それって、前には多分無かったことでした。
今思うと2度目の脱毛を経験してから、少しずつ何かが変わった気がします。

ピア
つづく。